脳卒中や心筋梗塞などは、救命救急センターなどの3次救急医療機関へ

夜中に突然、原因不明の頭痛がやってきた、あるいは大きな怪我をしてしまった、こんなときにはどうしますか? 「とにかく119番」というだけでは十分ではありません。

まぁ偉そうに書いてしまいましたが、僕も親戚が大怪我をしたとき、気が動転して「119番って何番だっけ!?」と凄い質問を従兄弟に投げかけて、一件落着後に大笑いされました(汗)。まあ、それはともかく救急医療の基本のしくみを知ってもらいたくて、今回はこのテーマを記事にしてみました。

救急医療機関は、患者の重症度によって1~3次の3タイプに分けられているということをご存知でしょうか? アメリカの医療ドラマ「ER」以降、日本でも随分と医療ドラマが制作されているので、ご存知の方も多いと思いますが、まず1次救急は、外来で対処できる軽症の患者が対象です。休日や夜間は、地域の医師会の当番医などが担当しています。

2次救急は、入院や手術が必要な中等症から重症の患者を受け入れる病院を指します。休日や夜間は、当番日ごとに交代で担当する輪番制などが設けられています。

3次は、オシム元監督や長嶋元監督らも経験された脳卒中をはじめ、心筋梗塞、頭部外傷、窒息など一刻も早く対応しないと生命の危険がある患者を治療する救命救急センターなどが該当します。広範囲の火傷や急性中毒などに対応できる高度救命救急センターもあります。

1~3次は、医師が診察して重症の順に転送することを想定した表現ですが、素人目にも命にかかわる場合は、最初から直ぐに3次施設へ運ぶことが肝心です。救急隊にもそのことを強く要請するようにしましょう。そのためにもご自宅の周辺に、どんな3次施設があるのかをインターネットなどを使って検索して、電話の側にメモなどを貼っておくと良いでしょう。

なお、急いで病院を受診する必要があるのか、この時間ならどの医療機関へいけばいいのかを電話で相談できる窓口も自治体が設けています。子供の急な病気は、プッシュ回線で全国同一の番号「#8000」にかけると、小児科医らからアドバイスが受けられるんですよ。