禁煙からペインクリニックまで患者さんの多様なニーズに応えます

近年、きめ細かい医療サービスの提供を目的として、個別の疾病や症状、年齢や性別など患者さんのさまざまな状態に特化した専門外来やセンターを設置する病院が増えています。

専門外来は、疾病だけでなく臓器、症状、女性や高齢者といった患者さんの特性に合わせて、その病気や症状などを専門としている医師が診療を行っているのが大きな特徴です。

疾病の専門外来としては、糖尿病、脳卒中、喘息、認知症、アトピーなどがあり、臓器では乳腺、腎臓、血液が、症状では頭痛、ペインクリニック、口臭などがあります。

このほか、女性外来をはじめ、物忘れ、コンタクトレンズなど生活習慣に関するもの、がんの化学療法を行う腫瘍外来なども最近よく見かけます。専門外来は標榜診療科のような法的な決まりがなく、比較的自由に設置できるため医師の専門に応じてバリエーションに富んだものが設けられています。

がんや脳卒中などの病気は、内科や外科、あるいは個々の診療科だけで治療できるものではなく、放射線科や麻酔科など色々な専門科の医師、看護師、臨床検査技師、管理栄養士などが協力して、患者さんにあたる必要があります。

このような、患者を中心としたチーム医療を実現し、診療科の垣根を越えて総合的な医療を行うため、疾病や臓器別のセンター制を採用している病院が増えています。臓器別のセンターには、心臓血管、消化器、呼吸器、また疾病別では腫瘍、糖尿病、脳卒中センターなどがあります。

このほか、救命救急部門を担う救命救急センターや、健康診断部門の健診センターなどがあります。